2017年、新シリーズがスタートします! 題して、『中野の重要拠点を知るシリーズ』。昼夜関係なく中野の暮らしを支えている機関等をご紹介する企画です。初回を飾るのはJR中野駅。普段あまり知られることのない仕事柄について、ステーションマスターである加室駅長にご案内いただきました(なんと、6名の写真は加室駅長が撮影!!)。さらに、Q&Aで中野駅への“質問箱”も掲載。本シリーズは今後、警察署、消防署、税務署、区役所、バス、地下鉄等の紹介を予定しています。
Q:中野駅で一番多い忘れ物は何ですか? | ||
A:平成27年度集計によると携帯電話の忘れ物が一番多くなっています。次いで紙袋等の忘れ物となっています。また、一年間で中野駅にて取り扱った忘れ物の件数は約1万3000件余り。参考までに、列車の中に忘れた場合は乗車された詳しい場所(時刻や号車)が分かると発見される可能性が高くなります。 | ||
Q:回収したきっぷはどうするの? | ||
A:各駅で回収されたきっぷや新聞紙を資源循環センターに送付、再資源化行程を経て、トイレットペーパー等に生まれ変わります。また、社員の制服は回収されたペットボトルからできています。 | ||
Q:中野駅では何人くらいの人が働いていますか? また、「宿泊勤務」ってどんなもの? | ||
A:中野駅では約80名が働いています。日勤勤務と交代勤務(9時から翌9時)の組み合わせ勤務で仕事をしています。所属は80名ですが、1日に働いている社員は20名弱と少なく、社員が協力して業務を進めています。 | ||
Q:線路に物を落とした際、長いマジックハンドで拾ってくれますが、小さくて取れないものはどうするの? | ||
A:列車の進来が無いことを確認し、マジックハンドを使用して拾得を行いますが拾得できないものは終電後に社員が線路に降りて捜索します。これは作業に集中して列車の進来に気付かず事故につながる可能性があるためです。しかも、見張り役とマジックハンド取扱者とで役割が決められています。 | ||
Q:駅員さんも長期休みはとれますか? | ||
A:長期休みをとることは可能です。駅社員は2カ月前に年次有給休暇を申請できます。各社員が生活設計を考えて計画を立てられるように申請することになります。しかし、限られた社員で運営していますので、休める社員数は限られています。 |