中野駅「一日駅長」奮闘記

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	「初めて袖を通す駅長服に、気持ちが引き締まります」
	ついにこの日がやってきた！　東中野駅前で人気の半田そうめんのお店「阿波や壱兆」の店主から、一日駅長に変身。長身ですらりとした田中さんに純白の制服がピッタリ、キマッてます。
	「いつも見ている中野駅とは違った景色に見えます」
	いざ中野駅構内へ。普段から中野駅を利用する田中さんですが「いつもの景色と違う！」と第一声。飯塚駅長が丁寧に説明する業務内容に真剣な表情。またホームでは車掌区長ともご挨拶（写真右）。さらに緊張が高まります。

「中野、中野です…（緊張の極みでした！）」
ついに重要任務遂行の時…！飯塚駅長の淀みなく流れるようなアナウンスをお手本に、中野駅到着の総武線電車に合わせて「ご乗車ありがとうございます」とアナウンス開始。事前練習では硬くこわばった声色も落ち着いていたように聞こえました。さすが本番に強い！飯塚駅長も「完璧！」と太鼓判を押していました。

▲事前にマイクの持ち方や発声のコツを教えてもらいました	▲ひきしまった表情でアナウンスを実施

「もうひとつの一日駅長物語

　この日、徳島から上京していた田中さんのご両親がいらっしゃっていました。都内に住む田中さんの妹さんと共に一日駅長ぶりを見学。お話を伺うと、お父さんは若い頃、国鉄にお勤めで旧・国鉄四国硬式野球部員だったそうです。小さい頃からその話を聞いていた田中さんも、今回舞い込んできた一日駅長に深い縁を感じたとニッコリ。
　ここで飯塚駅長からサプライズ！もう一着、お父さん用に用意していたのです。感激しきりのお父さんが着替えると、まさに「ぽっぽや」の佇まい‼　「僕なんか足元にも及ばないなぁ、まだまだだなー」と飯塚駅長。すかさず田中さんが「飯塚駅長さん、このままの勢いとセンスで突っ走ってください、後からついていきます！」とメッセージを贈り、笑顔に包まれました。
　この日は朝から雨模様でしたが、一日駅長をスタートする午後から雨が上がり、予報に反して中野上空周辺に青空がさしました。飯塚駅長、これからも中野の街をみんなで元気にしていきましょう‼

▲田中さんのご家族とともに笑顔満面・お父さんの制服姿、最高です

阿波や壱兆
■中野区東中野1-58-11（西口改札を南側（左）へ出て階段降りてすぐ右）　■03-3363-7234　■24時間営業　■不定休
徳島県出身の田中さんがダシにこだわる半田そうめんのお店。24時間営業で、夜勤明けの方などあらゆるお客さんに愛されています。実は飯塚駅長は無類の半田そうめん好き。オリーブラリーでお店を訪れた際、メニューの美味しさはもちろん田中さんのキップの良さに感銘したとか（そのあたりも、受賞決定に大きく貢献か!?）。

オリーブの祭典ご協力感謝フェア「福島物産市」開催!!
毎月21日は、『応援！まだまだ続くオリーブの森づくりの日』
★この日、飯塚駅長の快諾を得て、オリーブの祭典ご協力を感謝して福島物産市を中野駅北口改札前で実施しました。いわき市から、金澤さん・櫛田さん・藤田さんがたくさんの物産を持って中野に到着。特に、アスパラガスやトマト、ズッキーニなど朝採り野菜は大人気で、早い時間帯に完売するほどでした。販売支援も行った一日駅長の田中さんは「離れていても、オリーブの森が実現できるように、オリーブメニューの開発など自分にできることをやっていきたい。お店にあるオリーブの苗木もすくすくと育っています」。
▲一日駅長を終え、飯塚駅長、田中さんも販売支援。（左から）いわきの藤田さん・櫛田さん、（右端）金澤さん	▲駅員さんもお手伝い。ありがとうございました！	★中野駅では、北口・南口それぞれ改札のそばに「オリーブの森づくりギャラリー」を新設。毎月「21」の日に、これからオリーブの森が実現するまで、いわきと中野から東北復興を目指す様々な写真が新ポスターとして掲出されます！（21日に合わせ福島物産市など定期開催も企画中。お楽しみに）