いわきのオリーブには、もうひとつの目標があります。
来たる2020年の東京オリンピック・パラリンピックの開催にあたり、世界中の皆さんから寄せられた東日本大震災の復興支援に対する感謝の意をこめて、参加するアスリートの皆様にオリーブの枝葉で作った冠を贈呈しようという活動です。
オリーブは「平和、復興・繁・愛」の象徴。その冠は「勝利の誉れ」という意味があり、古代オリンピックから受け継がれてきました。いわきオリーブプロジェクトでは、いわき市内外のボランティアの方々の協力を得ながら育てた苗木の枝を使って、市民手作りのオリーブの枝葉の冠を、東京オリンピック・パラリンピックで世界中の皆さんに贈りたいと願っています。
昨年2月のいわきサンシャインマラソンでは、多くのボランティアの皆さんに冠を作っていただき、選手と大会関係者に贈呈。東北最大級のこの大会で、福島農業復興とオリンピックを結ぶ熱い思いで盛り上がりました。
今回のいわきオリーブ基金に賛同し若木を購入いただいた方には、2020年にご自宅で育てたオリーブの若木の枝を剪定し、その枝葉で東京オリンピック・パラリンピック用の冠を作っていただけたらと考えております。
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