健康ライフ拡大版「はじめ一歩」(2) 【イスクラ薬局中野店】

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こんにちは。最近「食と健康」をテーマにしたテレビ番組が増えてきましたが、のんびりテレビも見れないあなた!ついファストフードや加工食品に頼っていませんか?食の乱れに気を付けてください。毎日摂取する食事は私たちのカラダを支えるもの、食が与える影響は大きいのです。例えば、野菜を多く食べるなど食生活を変えて体調が良くなった経験はありませんか? それは、「自然の恵み」がもたらしてくれる効果です。実は、漢方薬も植物を中心とした自然の恵みから構成されています。良い食事と漢方薬の共通点は、自然の恵みを活用していること。つまり「健康の秘訣は自然の恵みを取り入れた食生活」と言えます。体調がすぐれない時こそ、食生活を見直すことがオススメです!
 
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 カラダに良いと言われる食材はたくさんありますが、いくら良い食材でも一つに偏って摂取すればビタミンミネラルなど栄養素のバランスが崩れます。そこで、健康的な食生活のコツは「植物性食品」を中心にしたバランス良い食事が基本となります。植物性食品を中心に摂取すると胃腸の負担が軽くなり、食べ物の消化吸収排泄がスムーズになって血液がキレイになります。キレイな血液は、内臓を含めカラダを元気にしてくれるので、免疫力も高くなり病気になりにくい状態になる…というわけです。
 
【ひとくちメモ】 植物性食品は植物体に存在する食品で、穀類・芋・豆・野菜・果実・キノコ・海藻類など。動物性食品は動物に由来する食品で、肉・魚・貝・卵・乳など。理想的な食事の比率は、『穀類4~5割:野菜4割:動物性食品1~2割』と言われています。
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植物性食品中心の食事を…と言っても、メニューの品数を増やすのはなかなか難しいと思います。そこで、植物性食品を普段より多く食べるためにオススメしたいのが「プラス法」。普段の料理に野菜を1種類足せば、それだけで植物の摂取量が増えます。例えば、味噌汁に刻んだネギを加えたり、お肉に茹でたモヤシを添えるなど、1種類の野菜を加えることから始めましょう。普段、肉・魚など動物性食品が多い方は、メイン料理に植物性食品が増えると自然に動物性食品の摂取量が減らせて一石二鳥! キャベツや玉ねぎなど色々な料理と合う万能野菜から始めるとアレンジしやすいですよ。
 
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 漢方薬は自然の恵みで食事の延長と考えられていますが、今井店長は食事で失敗した経験は?
 
今井 前職の製薬メーカーに勤務していた時代は出張が多くて食事が不規則でした。油モノの料理や宴席も多く、すぐ下痢をしたり身体が重くて疲れがなかなか取れないことも。今の仕事に就いて漢方薬を飲むようにもなりましたが、食事自体に気を遣うようになりました。季節の野菜を摂るようにしたり、添加物が気になる外食を控えるようにしたら、通勤時に苦しめられていた下痢がほとんどなくなったんです。やはり食事の影響は絶大だな、と実感しています。
 
 私も、以前は身体が冷えやすかったのが、温かいものを食べるなど自分でしっかり養生するようになって改善された経験があるので、漢方相談で来店されるお客様には食養生に関するパンフレットをお渡ししています。やはり、食改善のポイントを知ってやるのと、知らずに漠然と実行するのとでは、改善具合も進行具合も変わってきますからね。
 
今井 そうですね。でも、何でもかんでも気にしすぎると食事が楽しくないし逆にストレスになってしまうので、食養生と言ってもポイントを押さえて始める、というのが良いですね。できることから一つずつ始めていくのが長続きにもつながります。まず誰にでもオススメしたいのは、冷たい飲み物は控え、水分補給は温水に!下痢体質の方には特にオススメです。
 
 胃腸を冷やさないのは大事ですね。それと、自分のリズムで無理なく養生していくことも大切にしてもらいたい。健康講座(左ページ)でお話した野菜プラス法は気軽に実践できると思います。ところで、漢方薬局との上手な付き合い方についてはどうですか?
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今井 漢方薬局は堅苦しいイメージがあるかもしれませんが、僕自身が意識しているのは「漢方薬局は健康のなんでも屋さん」という位置づけ。困ったことがあったら、気軽になんでも相談しにきて欲しいです。もちろん、漢方薬を使って身体のトラブルを解決することが本業ではありますが、体質別の食事内容や健康に過ごすためのポイントなど、僕らにできることはたくさんあるはず!店長として、スタッフには適切なアドバイスができるよう日々情報を収集して勉強することに注力してもらっています。健康でお困りの方に心から寄り添い、一緒になって身体のトラブルを解決していく姿勢で、気軽に相談できる店づくりを目指しています。
 
 
 
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投稿日時 2016-03-01

カテゴリー Vol41, おこのみっくすマガジン

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