10/2、江古田の森公園にかわいいポニーたちがやってきた。これは、障害のある子どもたちに馬とふれあうことで心と体のリハビリの場を提供するNPO法人「日本障害者乗馬施設フューチャーバレー」が主催しているイベント。フューチャーバレーで活動する深野聡さんが中野区民という縁もあり始まった『馬とのふれあい in 江古田』は、今回で第4回を数える。 当日、特別養護老人ホーム・江古田の森のお年寄りや、近隣の保育園に通う子どもたちなどが緑豊かな公園に集まった。昔から人々の暮らしを支えてきた馬は穏やかな性格と従順さで、人とふれあうのに適した動物。乗馬体験は全身の筋肉を使うので運動不足にもってこい。心と身体に健康と安らぎをもたらしてくれる。「お年寄りには、若い時の記憶を思い出すことがあったり、馬をさわる手の感触などが、良い刺激になると思います」と深野さん。普段は代々木にあるポニー公園に勤務し、休園日の月曜日にスタッフとともに馬とのふれあい活動を実施しているそう。小さな子どもから高齢者まで、穏やかな笑顔が印象的だった。