「地域医療をつなぐ、ホームドクター」第1弾

困った時は、うちに来て!!
~患者の話に耳傾け、最善の治療を~やなだクリニックの場合

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「こんにちは。今日はどうされましたか?」いつも笑顔で穏やかな対応のやなだクリニック・簗田周一(やなだしゅういち)先生。腹痛の幼稚園児、風邪や花粉症から、高血圧や糖尿病など生活習慣病の中高年、そして専門の泌尿器まで、さまざまな症状や病気を抱えた幅広い年齢層が先生のもとを訪れる。

■勤務医20年で身につけた技量
「人の役に立つ仕事がしたい」と医師を志した高校時代。大学の先輩の勧めもあって、医学部ではマイナーな泌尿器科を選んだ。医師になりたての20代は、年間200件の手術を行い、月15日の当直で、病院に寝泊まりして論文を書くという生活。「まったく苦にならず、集中して仕事ができた」とさらりと話す。泌尿器科の専門医として約20年、大学病院や国公立病院で外来・手術・入院診療に携わり、内科全般の知識と技量も身につけた。「もっと患者さんと向き合って、治療を行いたい」という思いが募り、2009年7月に幼い頃から住む中野区弥生町にクリニックを開いた。

■患者さんと向き合う治療を
毎朝5時に起床、体調を整えてその日の診療に臨む。「患者さんの話をきちんと聴きたい」という先生の姿勢は徹底している。診察が40、50分過ぎてしまい「先生! こんなに時間を取ってごめんなさい」と恐縮されることも。また泌尿器科は中野でも珍しく、区内外から来院する人が後を絶たない。専門知識を活かしながら、大学病院に匹敵する最新機器を駆使した診療。膀胱炎やひん尿、前立腺など泌尿器に悩みを抱える人は意外と多いが、受診をためらわれる科なので、こまやかな対応を心がけている。

■地域のホームドクターとして
ひとりでも多くの患者さんが毎日を健康に過ごすために、できる限り最良な診療とアドバイスをしたい。近隣の総合病院と連携して、治療にあたる「地域医療」にも積極的に協力する。ケアマネージャーや病院からの依頼で、月5、6回は在宅治療や往診も行う。この6年間で、地元の人たちにクリニックが根付いてきたと実感するようになった。「困った時は、気軽にうちに来てください」という簗田先生の言葉は心強い。

先生の健康法は?
当たり前のことだけど…よく噛んで腹八分(毎晩、軽く晩酌も!!)。早寝早起き(7時間睡眠)、適度な運動(週に1度ランニングで汗を流す。移動はもっぱら自転車!!)。

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簗田周一(やなだしゅういち):1962年生まれ。東京慈恵会医科大学卒業後、泌尿器科専門医として、慈恵医大本院、富士市立中央病院
等に勤務。平塚共済病院泌尿器科部長を経て、2009年7月やなだクリニック開院。一男一女の父。

 

やなだクリニック
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[泌尿器科・内科]
●泌尿器科:前立腺肥大症、過活動膀胱、膀胱炎、尿路結石、悪性腫瘍、尿漏れ、夜尿症ほか
●内  科:感冒、腹痛、高血圧、糖尿病、高脂血症、高尿酸血症など内科全般
【診療】月~金曜:9:00~12:30/15:00~18:30 土曜:9:00~14:30 【休診】木曜・日曜・祝日
中野区弥生町6-2-20 TEL:03-5342-9511 http://www.kanja.jp/017553.html

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投稿日時 2014-03-26

カテゴリー Vol32, おこのみっくすマガジン

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