「骨太の治療」をめざすこしだ歯科医院。これは、何年経っても痛みや炎症が起きないように配慮した治療のことをいいます。今回は、昨年11月に初来院した眞辺美希さん(29歳)のお話を伺うことに。眞辺さんの当時の様子や治療の経過を軸に、越田先生が行っている「骨太の治療」をご紹介します。
この先生なら、任せていいと思った(眞辺さん)
痛みや炎症が起きない骨太の治療です(先生)
●眠れないほどの痛みで初来院
サンドブラストなどの作家・眞辺さんがこしだ歯科に初めて来院したのは、昨年11月半ばだった。「夜、急に左の歯が痛くなって。氷で冷やしても、市販の痛み止めも効かなくて、2日間寝られなかったんです。あまりの痛さに、こしだ歯科に駆け込みました」。かつて住んでいた自宅そばの歯科医院で治療してもらった被せ物。わずか1ヵ月後に、ポロリと取れた。仕事も忙しく、ふだんの生活には支障がなかったので、そのまま放っておいたという。歯が痛み出した時、「最初は、虫歯かな?って思ったんです。でも、前の歯医者さんには足が向かなくて…」眞辺さんは、こしだ歯科医院を携帯で探し出した。
●任せても大丈夫!と確信した
眞辺さんの歯の痛みは、麻酔も効かないほど、神経の根の周りは異常に腫れていた。「奥に膿みがたまっていました。これは、もう一度きちんと神経を取らないと!!」と越田先生が姿勢を正すほど、眞辺さんの症状はひどかったという。「丁寧にきちんと神経を取りきれば、痛みはなくなります」と先生の説明に納得して、根管治療がはじまった。2回目の治療で痛みは引き、「この先生なら、任せても大丈夫!!」と眞辺さんは確信。年明けには、治療は終了する。
●大切な歯を残すためにできること
ひと昔前の根管治療は、「神経を取りきるよりも、消毒さえしっかりすれば大丈夫」という説が一般的だったそうだ。一方、先生は、神経を取りきれれば、健康な歯と同じ機能を取り戻せる治療を行っている。そのためには、経験や技術の精度を上げ、複雑な神経網をイメージできる想像力も不可欠だ。「歯を抜くしかない」と歯科医に言われれば、患者さんはそれを受け入れるしかない。そんな現状を見聞きするたびに、「自分の治療を多くの人に知ってもらい、できる限りみなさんの大切な歯が残るようにしてほしい」と先生は切に願う。たとえ今、症状が出ていなくても、丹念に神経を取りのぞくこと。そして、何年経っても痛みや炎症が起きないようにするのが「骨太の治療」。越田先生の挑戦はこれからも続く。
☆長期間放置すると極端に治りが進まなかったり、症状によっては治療しきれない歯もあります。
●春から1階に移動します!3月中にリニューアルオープンです!
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