布ナプキン(生理用や尿漏れ用)を手縫いで作り、収益を震災募金している団体がある。3.11を機にテヂカラバクハツプロジェクト「tete」を立ち上げた田中はる枝さん(北海道在住)が賛同者と作った布ナプキンは1000枚以上だ。3月9・10日に東中野ポレポレ坐で「てぬぷきん展」を開催。田中代表の娘・実穂さんにレポートしてもらった。 『これは何に使うもの?…との質問への回答に驚く人もいましたが、使用者から感想やコツなどを聞いて情報交換したり、ご年配の方が「老後は使用することになるわよ~」と笑顔を見せたり。願いや希望や思いやりといった様々な思いが、一つの空間に集まったようでした。イベントを通して、女性の生理や使い捨て用品に対して、今まで関心を持たなかった人の心に少しでも何かの種を蒔けていたら幸いです。今回、カフェのあるポレポレ坐さんで開催できて幸運でした。終了後、代表が福島県三春町を訪れ、義援金と布ナプキン200枚を届けて来ました。今後は子どもたちの甲状腺検査の費用として寄付できるよう活動を続けていきます。(テヂカラバクハツプロジェクト・田中実穂)』