中野区ボランティア記者養成講座で おこのみっくす編集部が講師に
10月2日~ 11月6日に開催された同講座は、地域活動や町づくりなどに関心の高い約17人の受講生が、広く情報を発信するため取材方法や記事の書き方などを学んだ。主催はNPO法人ストリートデザイン研究機構、㈱富士通研究所、社会福祉法人中野区社会福祉協議会。全6回の講座を修了した受講生は、「ボランティア記者」として認定され、名刺を配付された。認定後は、同研究所が運営する町づくりサイト「まちばた.net」や同協議会の情報紙「そよかぜ」に取材記事を掲載する機会もあるという。実は、記念すべき第1回の講義に、おこのみっくす編集部から編集長の藤原とライターの瀬戸が講師に。「中野の町で取材する」をテーマに、「人とのつながり」や「紙媒体とWEBの違い」などマガジン取材の悲喜こもごものこぼれ話を。講座を終えた受講生はボランティア記者に。今後、中野のあちらこちらで見かける日も近い!? みなさんの活躍は、随時お知らせする予定。期待していますよ~ !!
青年会議所中野区委員会のOB合同勉強会が11月7日、日本閣(東中野)で開かれた。講師は人気TV番組「出没!アド街ック天国」の林祐輔プロデューサー、ゲストに中野区観光協会の高山義章監事、さらに中野区観光大使も参加して「個性的で魅力のある街」について話し合った。
高山氏からは「中野は外国人旅行者のリピート率が東京で一番」との指摘があり、林プロデューサーから「“ガイドブックには載らない魅力”を目指しては?」との提案も。 毎月開催している会議では、よりよい地域づくりの為に何が出来るかを議論し実践につなげている。
▲「中野はたくさん魅力が眠っている」と林プロデューサー
中野セントラルパークサウスにコンベンションホール&カンファレンスルーム「コングレスクエア」がオープン!9月25日、中野区の政財界人300人が出席し開業披露式典が行われた。式典後のパーティで参加者は美味しい食事と音楽を堪能!中野からの新しい発信拠点として、大いなる期待が寄せられている。
▲高級感あふれる、吹き抜けのホワイエ
踊り、歌い、語り合い!カオスのチャランケ祭!!
「こんなところで、何のお祭りやっているの!?」「なんだか楽しそうね~」通行人が思わず足を止めたチャランケ祭。晴天に恵まれた11月3、4日、JR中野駅北口の暫定広場で開催された。チャランケ祭は、踊りや歌などの民俗芸能や文化を通じて、交流を深めることを目的に行われ、今回で19回目。アイヌや沖縄、福島いわきの伝統芸能である歌や踊り、演奏を19団体が披露し、さまざまな文化が入り混じった祭りだ。地べたに座って飲食をしたり、手をたたきながらゆったりと楽しむ来場者は2日間で5000人。「福島いわき・沖縄コザ・東京中野の絆ブース」におこのみっくすも出店! マガジンやオリーブの苗木で、福島×中野の活動を紹介しながら、いわきの特産品も販売した。
ナカノバ●ワークショップbyおこのみっくすプロデュース
オリーブのはばたき第3回ワークショップ
初めての冬に備えて、植え替えはバッチリです!!
「ここ見てください! 根がしっかり張ってますね」大きく育ったオリーブを前に、いわき・芦澤さんの説明も熱が入る
11月4日、「オリーブのはばたき第3回ワークショップ」をスタジオ・ナカノバで開催。当日は、いわきオリーブプロジェクト研究会の芦澤さんと金澤さんの指導のもと、午前と午後の部に分かれた17人の参加者はオリーブの苗木の植え替え作業を行ったり、前回の挿し木の健康診断を受けた。6月から育ててきた苗木は、大きいものは3倍ほどの高さに。根もぐんぐん張り、ちょうど、冬に向けてひとまわり大きな鉢に植え替える重要な時期。今年の夏の暑さにも負けずに成長したオリーブを前に、初めての冬に備えた芦澤さんのアドバイスに、参加者は熱心に耳を傾けた。次の植え替え時期は、来年の3月の予定。
【冬の育て方①】陽のあたる屋外で。寒い外気にあたると、春にぐんと育つようになりますよ。雪と霜にだけは注意して!!
【冬の育て方②】水やりは週1回を目安に。土が乾いたらたっぷりと!! 有機肥料を年4回
寒さに負けず、大きく育つんだよ。いわきの地へ行く日を夢見て
無事植え替えて、笑顔の参加者! 11/23のバスツアーは、次号でご紹介!!
なかの健康プロジェクト
シリーズ第2弾 歯について考えた一日」
11月11日、中野区沼袋のこしだ歯科医院院長の越田敏弘さんが講師となり、「教えて! 歯医者さん・歯のよろず相談」がスタジオ・ナカノバで行われた。これは、歯科医として28年の経験と実績を持つ越田先生が、ふだん患者さんへなかなか伝えきれない歯についての知識や理解を深めてもらいたいと長年温めてきた企画。おこのみっくすとのコラボで、この日ついに実現!!
歯が痛い≠虫歯!?
成人を過ぎると、虫歯になる確率はかなり減るという。しかし、歯が痛い=虫歯と思う人はとても多く、「症状を訴える患者の約1割は、うまく歯が噛み合っていない」という越田先生の話に会場がざわついた。「噛み合わせが問題なの!?」「初めて聞いたわ」と、参加者の心の声が聞こえてくるようだ。
80歳で20本OK?
そして、最近よく耳にする「8020運動」へ。80歳でも20本以上の自分の歯を保てば、おいしく食事ができると日本歯科医師会を中心に謳っているが、失うのはたいてい負担の大きい奥歯だ。歯ぎしり、くいしばりの時に奥歯にかかる力は、自分の体重を超えることも。1本でも失えば、噛み砕く力は大幅に低下し、消化や吸収も悪くなる。さらに、歯の総崩れから義歯になるという悲しい現実が待っている。「1本くらい…なんて思わず、1本も無くさないこと」と越田先生の言葉を聞いて、「きょうから、歯みがきしっかりやろう!」と心に誓う参加者たち。
1日1回しっかり磨く!
そこで、歯みがきの話へ。「朝昼晩いつでもいいので、1日1回しっかりと磨く時間を持ってほしい」と先生から。磨けたかの確認は、歯を舌で触ってツルツルしていればOK ! テレビを見ながら、入浴しながらの「ながら磨き」で約15分できれば理想だとか。「それくらいなら、できるかも…」と参加者の安堵のため息。
最後に…
「自分の意思で歯を残す!と強い思いを持って、いい状態を保ってください。治療方針についても、歯医者に問いかけてください」。越田先生の最後の言葉は、いつまでも心に響いた。知らなかったでは済まされない。こしだ歯科医院の新しい試みは、参加者に向けて歯について考えるきっかけになったはずだ。
▲先生の話の後は、歯みがき教室!歯みがき粉はあまりつけずに。1ヶ所1~2分「チクチクチク」小刻みに歯ブラシを動かして!
▲歯みがきの後は、おせんべいで噛み合わせを体験。「左右の奥歯でしっかり噛める人は、噛み合わせもだいじょうぶ!」
▲終了後は、お茶を飲みながら交流会。「200円で受診できる区の成人歯科検診を利用しては?」と越田先生。対象、申込ほか、区健康推進分野健診担当03-3228-5599まで
こしだ歯科のページはこちら
シリーズ●待ったなし!! おこのみっくす 1000字インタビュー
杉山 司編集長に聞く「中野発信計画」
自分が住まう&通う地域の情報や最新トピックを調べるとき、その情報を得る一番手はネット検索。そんなご時世に、10月9日、「中野を、区内だけじゃなく全国に・世界に知ってもらおう」というミッションを自らに課し、インターネット新聞「中野経済新聞」を創刊した杉山司編集長に話を伺った。
いろんな表情を持っている人だ。熱血漢ながら理路整然、規格外の自信家だけど物腰柔らか、豪放磊落のようで家庭をちゃんと顧みる育メンパパ…。そんな彼が編集長を務める中野経済新聞が取り上げるニュースは、中野区の公式HPに公開されるような経済ニュースから、一部の住人しか知らないようなローカルトピックスまで、硬軟さまざまなラインナップが魅力だ。オープン1カ月にして、一日平均1000人来訪、総アクセス数は7万ページビューというからすごい。中野経済新聞の母体は「みんなの経済新聞ネットワーク(略:みん経)」で、2000年に渋谷にある広告制作会社が「シブヤ経済新聞」を発信したのを足がかりに、「我が街の新聞も創りたい」という参入者が増え、現在では北は札幌から南は石垣島、海外にも輪が広がって75の地域で「経済新聞」が刊行されている。中野経済新聞は新参の75番目の開設。実はそれまで中野は新宿経済新聞の管轄で、みん経の代表に半年かけて交渉して創刊に漕ぎ着けた。それだけ編集長にかかる責任は重い。もちろん気負いもあるが、その思いは「ひとつの話題を中野経済新聞に取り上げることで、また別の出来事といわば化学反応を起こし、よりポテンシャルのある中野の情報を発信する!!」と熱い。
毎日1記事以上アップ、記事&写真掲載にあたっては先方に許可を取る、みん経のチェック機関の確認を待って更新…など制約が多いが、学生時代に打ち込んだアメフトで培った闘志を武器に、日々街ネタ探し&取材に奔走している。「中野の人は独特のこだわりがある。その隠
れたこだわりを表に出すような、エッジの効いた文章を書いていきたい」と話す。大学で半導体を学び大手企業で開発営業に辣腕をふるい、2年前に独立してコンサルティング業を始めた。我が街・中野を見渡せば、あまりに情報がバラバラ。何とか一括管理して発信できないか?という思いが強まり、今は本業のコンサル業を半分に減らし収益度外視で中野経済新聞に注力する。かなり奇特?大胆?な人だ。タイプは違うが、弊誌・おこのみっくすマガジン編集長に似ている。「住み分けは大切。でも同じ記事が2つの媒体に載るのもいいこと。それで読む目が増えて、中野のことを知る人が増えるから!!」と異口同音に吠える二人の編集長が「シンクロしましょう!!」と誓い合い、ガッチリと握手した。
▲固い握手を交わす杉山編集長(右)とおこのみっくす編集長・藤原