自慢じゃないけど、工芸大生です!!
描いて!見せて!踊っちゃう 1,100人@中野祭
中野の大学といえば、東京工芸大学。工学部と芸術学部から成る、90年の歴史を有する大学だ。ここ中野キャンパスでは、写真、マンガ、デザインなど芸術学部3、4年生1,100人が学ぶ。今年で18回目となる学園祭「中野祭」が10月26日、27日に開催され、来場者1,000人を超えた。さて、今どきの学生は何を考え、何を楽しみ、将来を夢見ているのか。中野で学ぶ工芸大生の様子をお届けします!!
工芸大生41人に聞く!!
うちらの大学、ココが好き!
編集部突撃レポート●ひと言インタビュー
part1/part2/part3/part4
中野祭
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ココが自慢の工芸大!
【その1.写真といえば工芸大!】
今から90年前。「これからの日本には、写真教育の専門学校が必要」と小西本店(現コニカミノルタホールディングス)の創始者・六代目杉浦六右衛門が提唱。意志を継いだ七代目杉浦六右衛門が、小西写真専門学校を1923年創設(現渋谷区幡ケ谷)。日本初の写真学校として、多くの人材を輩出し、写真界を牽引。現在も「写大」で通用するほど。写真といえば工芸大!
【その2.4年制大学初のアニメ学】
アニメーションは、今やテレビや劇場、スマホなどでも見られる身近なメディア。4年制大学初のアニメーション学科が2003年誕生!! 工芸大では、入学1年間で制作の全工程を体験して、自分の専門分野を選ぶ。「ちびまる子ちゃん」の作画監督の才田俊次先生ら、現役クリエイターの実践的な指導も!!
【その3.在学中にデビューの学生も】
2007年、東日本の4年制大学で初めて設置されたマンガ学科。第一線で活躍するプロの漫画家による線画の描写方法、コマ割り、ページ運びなど。1対1のマンツーマン指導によって、プロ意識が高く身につき、在学中にデビューする学生も少なくない。
日本初写真学校!90年の歴史・東京工芸大学
1923年創立、日本初の写真学校。工学と芸術が相互に深く関係する「多様な技術の総合」を学ぶ大学。
◆工学部(メディア画像、生命環境化、建築、コンピュータ応用、電子機械の5学科)工学部全学年、芸術学部1,2年生が学ぶ厚木キャンパス(神奈川県厚木市)
◆芸術学部(写真、映像、デザイン、インタラクティブメディア、アニメーション、ゲーム、マンガの7学科)芸術学部3、4年生が学ぶ
【中野キャンパス】中野区本町2-9-5 TEL:03-3372-1321
【訂正】
東京工芸大学 中野祭でご紹介のブジロック出演バンドは、
「メジャーバンドとインディーズの6組」と訂正させていただきます。
→http://www.oconomix.com/?p=13236
◎掘り出し物に出会うかも「作品販売(アートマーケット)」
自慢の写真やイラストなどをポストカードやアルバムにしたり、ブローチを制作したり。芸術系大学ならではの展示販売は掘り出し物も!! 思わず手に取り、吟味する
◎工芸大生のおもてなし「出店フード販売」
じゃがバター、チュロス、たこ焼き、スープ、ホットドックなど実行委員や学生有志が手作りでおもてなし。「体があたたまる~」「意外とおいしいわね」とお客さんからも好評
◎写真っていろいろあるさ!!「売展(うりてん)2013」
額装された写真、Tシャツからポストカードなど雑貨まで、写真学科の学生作品がずらりと並ぶ。「実は、中野祭で一番オススメは売展です!」と実行委員の深尾さんより
◎お疲れさま~「ビンゴ大会・後夜祭」
学生や来場者が、1号館フロアに一堂に集まり、最後のイベントを楽しむ。「2日間がんばったね~」「お疲れさま!」
◎音楽は爆発だ~!!「ブジロック」
メジャーバンドとインディーズの6組が出演したワンコインライブ。「dharmakid(ダルマキッド)」のメンバーのひとりは、写真学科の学生だとか!! 2日目のメインイベントは、学内外のファンが楽しんだ
◎写真よりうれしい!!「似顔絵コーナー」
マンガ学科の有志による似顔絵は、バラエティに富む描き手の個性が光る。およそ15分で仕上げ、「実物以上にハンサム」「かわいい~!!」と大好評。1枚200円也!!
◎続ける被災地支援「Lproject(エルプロジェクト)」
岩手県大船渡市出身で震災を経験したデザイン学科・千葉紘香さんが大学で出会った友人と発足したプロジェクト。大漁旗を作ったり、仮設住宅で子どもたちへワークショップを行ったり、6人のメンバーは夏休みを中心に活動中!!
◎五大学合同写真展「○展」
6回目となる五大合同写真展「○展(まるてん)」。長岡造形、多摩美、女子美、中国電媒、工芸大と各大学を巡回する展示会。スクリーンに映し出すプレゼンタイムで、先生方の辛口批評にも動じない学生の感性が見る人を惹きつける
◎卒業生!! 漫画家・慎本真さん「上映会&トークショー」
「私は絶対にできる!!と思い込んだ」学生時代にデビューした慎本真さん。「在学中から非常にプロ意識が高かった」よしまさこ先生
◎中野のヒーロー登場だ!! 「次元捜査官ジード」
「ジード、がんばれ!!」ちびっ子たちの熱い声援!! 映像学科の作品だった登場人物のひとりが、今や中野のヒーローに!! 中野のお祭りや交通安全協会のイベントで会えるよ
◎青空の下、落語を一席!! 「演劇研究会」
中野キャンパスの演劇研究会は、女子2人。「せっかくだから、外でやろう!」と青空落語を企画した。現代風にアレンジした話芸は、時にくすりと笑いを誘う
◎思い思いのキャラに!「コスプレ喫茶」
コスプレ同好会の喫茶店。思い思いのキャラクターになりきって、衣装や化粧に工夫を凝らしてお出迎え。写真撮影だってOK! 秋葉原より楽しめる場所かも!?
◎いま熱いぞ~!!「ダンスショー&コンテスト」
工芸大ダンス部、総勢40人が熱く踊る。ショータイムあり、コンテストあり。来年度は映像学科の授業にも。いまダンスが熱い!
◎つながる作品展「おとなりさんれんさ」
映像、写真、建築、テキスタイルなど、武蔵野美術、東洋、東京造形、工芸大の学生有志の作品展。さまざまな作品の連鎖=つながり、見せて感じる
◎スイングスイング♪「JAZZ研究会」
17人の部員がサックス、ギター、ベース、ドラムを次々に奏でセッションが続く。日頃の練習の成果を発表する貴重な機会!
◎あな、恐ろし!! 「お化け屋敷・ゆうか3D」
マンガ、映像、インタラクティブメディア、ゲームの4学科の学びが駆使されたお化け屋敷は、中野祭で一番人気!! お化けのゆうかが、突然揺れて「怖かった~」とママも震えた。2日間で250人超!!
31 孫華【芸・写真4年】「中国の大学を中退して日本に来ました。人と違う写真を撮りたい」(五大学合同写真展・○展メンバー)
32 吉岡竜紀【芸・写真4年】「就職は決まりました!週刊誌のカメラマンです」
33 海老原謙【芸・写真4年】「大学で初めてカメラを触って、フィルムのよさを知ったんです」
34 千葉紘香【芸・デザイン3年】「見ていて、ほっとする幸せになる作品を作りたいです」(Lprojectメンバー)
35 山田芳美【芸・写真3年】「写真を通して、生活の疑問や気付きを伝えたい」(売展メンバー)
36 竹中里奈【芸・写真3年】「先生との距離が近いこと。他大学から編入してよかった」(売展メンバー)
37 渡辺智裕【芸・写真4年】「ふらっと山に行って、シャッターを切っていくんです」(売展メンバー)
38 山口奈津美【芸・マンガ3年】「友人の作品を見て、私とこんなに違うってビックリ!!」(マンガ学科学生作品展示)
39 渡辺沙羅【芸・マンガ3年】「プロの先生から、描き方より〆切の大切さを知りました」(マンガ学科学生作品展示)
40 深尾美希子【芸・写真3年】「工芸大生って、シャイじゃなかったですか?」(中野祭実行委員)
41 石橋綾【芸・マンガ4年】「小学生からマンガ家めざしてました。最後まで、もがきます!!」(似顔絵/作品販売)
21 櫻岡貴大【芸・デザイン4年】「ホントに、やりたいことができる大学って珍しいですよね」(おとなりさんれんさ・メンバー)
22 福田裕紀【芸・ゲーム4年】「工芸大で、ゲームを一生の仕事にしたいって思ったんです」(ゲーム学科展示)
23 中村彩乃【芸・ゲーム3年】「将来はゲームのデザイナーになりたいな」(ゲーム学科展示)
24 清水美穂【芸・マンガ3年】「第一線の先生が、すごく親身になって相談に乗ってくれるんです」(お化け屋敷スタッフ)
25 齋藤あさひ【芸・マンガ3年】「マンガについてじっくり学べる4年間」(お化け屋敷スタッフ)
26 キム ジ ヨン【芸・マンガ3年】「ホラーは大好きです。日本と韓国でマンガの仕事がしたい」(お化け屋敷スタッフ)
27 齋藤周造【芸・写真3年】「鉄道写真を撮りたいんですよ。青春18キップ使って旅行しながら」(中野祭実行委員)
28 宮本浩輔【芸・映像3年】「大学以外の収穫がとっても多かった。友だちも仕事も!!」
29 小野寺空孝【芸・マンガ3年】「3.11仙台で地震に遭って、いま東京でマンガやデザインを学べるって幸せです」(お化け屋敷スタッフ)
30 星野萌々菜【芸・写真1年】「こんな格好もOK!学びたい人に応えてくれるかな?」(コスプレ同好会)
11 白澤諒志郎【芸・ゲーム3年】「この格好でしょ? でも子どもの反応がうれしい」(次元捜査官ジード・スタッフ)
12 葛西亮介【芸・デザイン3年】「答えを導いてくれる第一線の先生」(Lprojectメンバー)
13 高田有輝【芸・写真2年】「写真について、シリアスに考えたんです」(Lprojectメンバー)
14 高橋由起【芸・デザイン3年】「中野って都会!4月から気持ちが引き締まった~!!」(Lprojectメンバー)
15 山﨑菜緒【芸・デザイン3年】「前より積極的になったんです。コミュニケーションって大切だなって」(Lprojectメンバー)
16 榎並園子【芸・デザイン3年】「中野キャンパスって、なんか刺激的なんです!!」(演劇同好会)
17 田坂涼子【芸・写真3年】「写真以外もやってみたいんです。手作りのブローチとか販売してます」(アートマーケット/たかさかたかす)
18 蛭田真渚【芸・写真3年】「写真なら工芸大だと思って!!自由にやらせてもらってます」(演劇同好会)
19 芳賀翔太【芸・デザイン3年】「クセのある学生が多い。なんでチュロスを売っている?ぼくにもわからない」(フード/チュロスを販売)
20 紺野大樹【芸・デザイン3年】「こんな格好のボクも、許してくれるのが工芸大なんです」(フード/チュロス販売)
1 中野稜允【芸・映像3年】「武蔵美の学園祭は3万人!うちだって負けられない」(中野祭実行委員長)
2 関口みくに【芸・マンガ3年】「真剣に専門を学べる!! 4月から中野人です」(お化け屋敷スタッフ)
3 林優子【芸・ゲーム4年】「そうね、自由度の高い大学ってとこ?」(コスプレ同好会)
4 蒐兎【工・メディア画像3年】「WEBデザインとか?もっとやってみたいな」(コスプレ同好会)
5 渡辺光太郎【芸・デザイン4年】「学生同士、しゃべっていてオモシロイ!!」(ジャズ研究会)
6 山口由恵【工・建築1年】「大学から踊ってます! でも建築もしっかりやりたい」(ダンス部)
7 浅原麻緒【工・建築1年】「この服、母が着ていたんです。工学と芸術を掛け合わせて学べるってイイ!!」(ダンス部)
8 長岡泉【芸・ゲーム4年】「ゲームはチーム制! 社会でも通用するタフさがついた」(ジャズ研究会)
9 後藤夏帆【芸・映像1年】「CGとか写真とか、とにかく芸術が新鮮なんです」(ジャズ研究会)
10 小島御国【芸・映像4年】「先輩も同級生も、刺激的だった!」(次元捜査官ジード・スタッフ)