オリーブの祭典 フォトライブラリー
――ここからが、オリーブの森づくりの本当のスタートです
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昨秋のオリーブの実の初収穫・初搾油を祝して開催することになったオリーブの祭典――4月16日、オリーブ列車がいわき市内の中高生を乗せていわき駅を出発、いくつもの停車駅でオリーブの苗木を届け、みんなが待つ中野へ到着しました。織田調理師専門学校で行われた開会式では、JR中野駅飯塚駅長の総合司会のもと、著名なシェフや料理研究家の皆さん手作りのオリーブ料理を楽しみながら、初めて知るいわきの農業の現状や中野との関わり、そしてオリーブそのものの可能性について講演者の皆さんから熱のこもったお話を頂きました。この日から約1か月、中野の街・30の飲食店が参加して実施された「オリーブ創作料理ラリー」を経て、5月21日のフィナーレ会場・東京テクニカルカレッジには、120名を超える参加者が集い、ラリー優秀店表彰式を挙行。歌あり食事ありワークショップあり、様々な角度からオリーブを堪能し、改めてオリーブの森づくりへの思いを新たにしました。いわきオリーブ基金にご賛同いただいたすべての皆様に御礼申し上げるとともに、さあ、これからが本番!ご一緒にオリーブの森づくりに参加・応援して参りましょう!いわきにオリーブの森ができるまで、みんなで応援していきましょう!
フィナーレでは、オリーブ創作料理・美味いっぴんグランプリラリーの表彰式も実施されました。 |
■最多得票賞
(最も多くの得票を獲得) |
ひなさく堂(野方) |
■三ツ星満点賞
(投票がすべて満点の三ツ星) |
串揚げと日本料理 たけはら(弥生町) |
■麺部門1位 |
讃岐のおうどん 花は咲く(中央) |
■パン部門1位 |
PIN(パン)の店(中央) |
■イートイン部門1位 |
珈琲や 新中野店(本町) |
■特別賞・オリーブ新商品開発賞 |
ベーカリーオリーブ(丸山2丁目) |
■特別賞・オリーブスイーツ開発賞 |
スペイン料理の店 エルセロ・ウノ(本町) |
■JR中野駅・一日駅長賞※ |
飯塚駅長より、阿波や壱兆(東中野)田中さんに「一日駅長」をプレゼント。
※一日駅長ドキュメントはこちら! |
オリーブ料理ラリーに参加の消費者の皆さん117名からトップ賞の表彰は… |
★消費者食べ歩き最多TOP賞(18店制覇) |
仁田博人さん。仁田さんには、1等賞品としてアサヒビール様協賛「いわきオリーブ+温泉&ビール満喫福島ツアー」をペアでお贈りします。
※1等は、ペア2組・合計4名様に進呈。福島ツアーの様子は、次号にて掲載予定! |
★JR中野駅・ヘッドマーク贈呈賞 |
山田心さん(常磐線ヘッドマーク/現物) |
NPOいわきオリーブプロジェクト
(財)ふるさとトラスト(総武線ヘッドマーク/レプリカ) |
オリーブの祭典にご協力・ご協賛・ご後援いただきました皆さまへ
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お陰様で、2016年4月16日~ 5月21日まで実施されたイベント期間を通じて、オリーブ基金にご寄付も合わせ、1,144,500円のご厚志を頂戴し、お渡ししたオリーブの若木も300本にのぼります。各区民・市民の皆さま方、50を超える中野区の商店・寺社・企業様に置かれましては、本イベントへのご参加、ご協力、協賛広告へのご出稿に対しまして、改めて本誌面を借りて、厚く御礼申し上げます。
また、東日本旅客鉄道株式会社・東京支社(中野駅)様からは、特別協賛にとどまらない、言葉に尽くせぬご協力を賜り、いわきと中野を結ぶオリーブ列車の運行等、中野駅長の陣頭指揮のもと、駅員の皆さま一体となった応援を戴きまして、心より感謝申し上げております。
一方で、オリーブ創作料理・美味いっぴんグランプリラリーでは、ラリーに参加頂いた消費者の皆さまはもちろんのこと、PR不足のなか最後まで物心両面から支えてくださった参加飲食店の皆さまに、さらにはこのラリー自体の各種賞品等のご提供をお引き受けいただいたアサヒビール株式会社様に対しまして、厚く御礼申し上げます。
このたびは、中野区長・いわき市長はじめ、開会式~フィナーレにボランティアでご出演・ご講演、またご参加をお願いし快諾いただきました諸氏・先生方、また会場ご提供いただきました2つの専門学校様、各番組で取り上げていただいたジュピターテレコム(J-COM)様、裏方に徹して運営スタッフとしてイベントを下支えいただいたスペシャリティの皆さま、そして中野の劇団員を中心とした若者たちに常に変わらぬ懸命な思いでお手伝い願いましたこと、何よりありがたく。NPO法人いわきオリーブプロジェクトの皆さんとご一緒に、オリーブの森づくりに取り組んで参りますことをお誓いして、御礼の締めくくりとさせていただきます。
オリーブの祭典事務局
藤原秋一
前座5人が会場となるナカノバ食堂に集い、講談への思いを語った。「前座はまだまだひよっこ。二ツ目からやっと芸人と認めてもらえる厳しい業界」と言いながらも、講談の魅力に引き込まれ講談愛を生き生きと話す面々。五人五様、この世界に飛び込んだのにはそれぞれのドラマがあった。
神田 こなぎ Konagi Kanda |
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一人で話し続けられる、と選んだこの道 |
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山梨県出身。小さい頃から喋ることが大好きで、「長い時間、誰にも止められず唯一人で話し続けられる職業は他にあるまい」と選んだ講談師の道。神田すみれに入門し5年目を迎える。初高座ではあまりの緊張に名乗るのも忘れ、後から登場した姉さんが「今のは神田こなぎと申します」とフォローしてくれたとか。週に2本鑑賞するほどの映画好きで、『レ・ミゼラブル』をネタに持つ。「物語だけでなく、新聞に掲載されているようなニュースや話題、みんなが知らない雑学などを伝えられるような講談師になりたい」と前を見据える。 |
こなぎさんより
明るい雰囲気で講談らしいお話。
盛り上がる合戦のシーンもあるので
気軽に楽しんでください |
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演目「那須与一」〔8月27日の部〕
ご存知、弓の腕が達者な源氏方の武士。『平家物語』に記される源氏と平家の「屋島の戦い」にて、平家が立てた扇の的を馬にまたがり見事射落としたシーンはあまりにも有名。 |
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田辺 いちか Ichika Tanabe |
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初めて目の当たりにした講談に感激とまらず |
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福岡県出身。舞台女優として活動していた際、ある劇団のワークショップ招待者の中に群を抜いて語りが上手な女性がいた。それが、のちに弟子入りする田辺一邑(いちゆう)との出会い。打ち上げで講談師と知り、初めて師匠の高座を見たら「こんなに愛らしい穏やかそうな人が…凄い!」と話に引き込まれ、気づいたら涙していたと言う。2年間講談会に通い、ついに「弟子にしてくさい」と頼んだのが2014年のことであった。「80、90歳になっても続けていくつもり。そのために、いつまでも色んなことに興味を持って自分がワクワクしないと」とニッコリ。 |
いちかさんより
持ちネタで今一番やっていて楽しい話。
登場人物が特徴的で、面白い人間同士の
掛け合いが出てきます |
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演題「仙台の豪傑・熊田甚五兵衛」〔8月16日の部〕
講談ではおなじみ、徳川三代の将軍に仕え「天下のご意見番」と呼ばれた大久保彦左衛門老人(忠教)が、伊達政宗相手にとんでもない話を仕掛ける。 |
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田辺 凌天 Ryouten Tanabe |
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人生の崖っぷちに脳裏をかすめた講談 |
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北海道出身。祖母の隔世遺伝か、昔からカッポレ踊りや演芸が大好きで会社員をしながら寄席に通い、講談もよく見ていた。ある日、契約社員から正社員になれないことが判明…。泣いて帰る道すがら、橋を渡る時ふと講談の『鋳掛松(いかけまつ)』を思い出した。鋳掛屋の松五郎が貧富の差に嫌気がさし、橋の上から鋳掛道具を川に捨て「あれも一生これも一生、宗旨を変えにゃあ」と白浪(泥棒)になる話。宗旨を変え、昨年8月、田辺凌鶴に入門。「月に一度新作を出す師匠を尊敬しています。凌天ならコレ、という一本を生みたい」と日々稽古に打ち込む。 |
凌天さんより
後味の良い話で、師匠に初めて
教えてもらった大切なネタ。
講談は敷居が高くないので、
身構えずお楽しみください |
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演題「一心太助」〔8月27日の部〕
江戸で魚屋を営み、大久保彦左衛門の家来株として活躍する。義理人情にあつく、ちょっとおっちょこちょいな江戸っ子の典型的人物。 |
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宝井 琴屯 Kinton Takarai |
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芝居をやめ飛び込んだ講談の世界にどっぷり |
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北海道出身。屯田兵の「屯」の字をあてた名を師匠の宝井琴星にいただいた。一人芝居がしたいと上京し劇団に所属したが、笑いあり・涙あり、さまざまなジャンルを一人で語ることができる講談に魅力を感じるように。中でも「コミカルでユーモアあるセリフ回しができる」師匠に惚れ込み、教室に通い出した。昨年秋に正式入門、今年1月に初高座に上がった。例えば清水次郎長は今や定番中の定番だが、かつては新作であった。「のちに、定番になるようなネタを作れるような講談師になりたい」と志高く、「こっちの世界にきて良かった」と話す。 |
琴屯さんより
吉川英治の宮本武蔵が有名ですが、
講談は小説とは違う展開になったり
出会わないはずの人物が登場したり、
予想外の武蔵が楽しめます |
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演題「宮本武蔵、鍋蓋試合」〔8月16日の部〕
言わずと知れた日本を代表する剣豪。特に宿敵・佐々木小次郎との対決のシーンは小気味よい講談の聞きどころ。 |
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一龍斎 貞奈 Teina Ichiryusai |
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師匠が見せた一瞬のセリフ回しに衝撃走る |
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静岡県出身。会社を辞め養成所に通い念願のナレーターに就いた。その頃ある講談を見て心動かされ、「語りの表現の幅を広げられるのは講談師しかない。いつか講談師になりたい」と思うように。寄席通いを続けたある日、一龍斎貞心が高座へ。幽霊になるシーンをこの上なく表現した瞬間を見て「これだ!」と、その日のうちに弟子入りを懇願。しばらく勉強に通い、ついに今年1月入門を許された。「喋りがのっぺりしてると叱られてばかり。まずは、町人らしさや武士らしさ、それぞれの話し方ができるように |
貞奈さんより
修羅場をカッコ良く演じられるように
頑張ります。特に『臆病一番槍』は
ネタおろし(初披露)で緊張しています |
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演題「木村又蔵」〔8月16日の部〕
加藤清正の家来になる貧乏浪人の滑稽話。貧乏で売り物の鎧を着たまま逃げることを思いついた又蔵の運命やいかに。
演題「臆病一番槍」〔8月27日の部〕
家康の家来で臆病者の武士の話。主君に「臆病で役に立たないなら死ね」と言われた武士は…。 |
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おこのみっくすより、日頃ご愛顧いただいております皆さまに
感謝を込めて、真夏にうれしい“暑中お見舞い”申し上げます!
中野駅南口から徒歩3分 ナカノバ食堂の夜を貸し切って 夏の夜の夢・物語
「講釈師、見てきたような嘘をつき。パパン、パン、パン、パン」。張り扇(はりおうぎ)で釈台(しゃくだい)を叩き、さもその目で見てきた本当の出来事のようにリズミカルに聞かせる話芸――それが「講談(講釈)」。テレビなどで見る機会がある落語とは違って、講談は寄席に行かないとなかなかお目にかかれないもの。しかしその歴史は落語よりも古く、奈良~平安時代にその原型があったとも。一般に知られる講談の始まりは、戦国時代に食に困った浪人が人を集めて『太平記』を面白おかしく読んで聞かせた「太平記読み」が、そのルーツと言われている。読み聞かせといえば、幼い頃、母親や先生に絵本などを読んでもらうことが楽しみだった人も多いのでは? 講談は、言うなれば読み聞かせの超スペシャル版。フィクションをドキュメンタリーにしてしまう話芸のマジック。聞いてるほうはドキドキひやひや、泣いたり笑ったり。そんなエンターテイメントが中野にやってくる。
8月、ナカノバ食堂にて「若手講談師・中野お披露目興行」を初開催する。協力・協賛は、中野が誇る講談師・神田山緑さんで、自身も真夏にふさわしいエンタメ『四谷怪談』を披露してくれる。そして、山緑兄さんと慕う5人の若手講談師(前座)がそれぞれの持ちネタをお披露目。はてさて一体どんな高座になりましょうか!? 前座の5人に当日の舞台となるナカノバにてお話を伺った。
会食の各テーブルには講談師の皆さんもご一緒して、
食べ・飲んで大いに語り合う趣向にて ――――――
①8月16日(火) |
②8月27日(土) |
〔時間〕 |
18:00開場 18:30開演 |
〔時間〕 |
18:00開場 18:30開演 |
〔講談〕 |
一龍斎貞奈 『木村又蔵』
宝井琴屯 『宮本武蔵、鍋蓋試合』
田辺いちか 『熊田甚五兵衛』
神田山緑 『四谷怪談①』 |
〔講談〕 |
一龍斎貞奈 『臆病一番槍』
田辺凌天 『一心太助』
神田こなぎ 『那須与一』
神田山緑 『四谷怪談②』 |
〔料金〕 |
3000円(お食事・飲み物代込み) |
〔料金〕 |
3000円(お食事・飲み物代込み) |
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★講談は20:00終了予定
⇒その後会食(22:00まで) |
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★講談は20:00終了予定
⇒その後会食(22:00まで) |
番外編 |
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番外編 |
「神田山緑講談教室の生徒が高座挑戦の巻」
※プロの出演は神田さんお一人です |
③8月30日(火) |
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〔時間〕 |
18:30開場 19:00開演 |
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〔講談〕 |
西尾 東、高松美佐子
柳川 修、羽馬敏子
餘語知美
神田山緑『四谷怪談③』 |
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〔料金〕 |
2600円(お食事・飲み物代込み) |
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★講談は20:30終了予定
⇒その後会食(22:00まで) |
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「ナカノバ食堂の秋冬向け新作薬膳鍋」をちょっとだけ予告…
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この暑いのに鍋!?…なんて野暮なことおっしゃらないでください。例えばファッションモデルは、暑い時期はあったかい服装を着て笑い、寒い時に凍える格好で涼しい顔をする。そういうのを何と言う? やせ我慢(笑)、いえいえ、先取りです。今回の秋冬向け新作薬膳鍋を汗をかきかき食べて、食の街・中野の話題を先取りしちゃいましょう。前座お披露目に負けじと開発中の新作鍋お披露目もお楽しみに! |
2016年3月27日、桜の開花もはじまった東京に、3人の熱き男たちが集結した、
彼らの想いはひとつ、「福島いわき市にオリーブの森をつくる」こと!
途方もない夢を抱き、挑戦をはじめた男、松﨑康弘
いちはやく共鳴し、中野から応援、支援の旗頭として動いた男、藤原秋一
ふたりの情熱に感銘をうけ、鉄道員(ぽっぽや)の魂に火が付いた男、飯塚晃
それぞれの想いがつながり、動き始めた今こそ、この不可能を可能にする夢の扉が開こうとしています。
この、オリーブがつなぎ、紡ぐ、オリーブの祭典のイベント物語を、より多くの人に知ってもらおうと、㈱ジュピターテレコムさんのご協力のもと色々なTV番組でも、ご紹介いただけることになりました。
番組を視聴できる方は、ぜひ、ご覧になってください。
●4/16(土) J-COM【東京生テレビ】 11:00 ~ 11:54(内容調整中)
※ユーチューブ【東京生テレビ】生配信
●4/18(月) J-COM【ディリーニュース】 ①18:30~ ②21:30~ ③23:00~
●5/3(火) J-COM【関東甲信越ふるさとタイム】 ①6:00~ ②12:30~ ③16:00~ ④21:30~
●5/10(火) J-COM【関東甲信越ふるさとタイム】 ①6:00~ ②12:30~ ③16:00~ ④21:30~
※5/1、5/8、5/15の朝6:00 ~も放映されます
日帰り・宿泊・名所・旧跡・自然・温泉・うまいもん…誰もが笑顔になれる、ありとあらゆる福島県を楽しめる “福が満開” なツアーがわんさか♪ 春の足音が聞こえたら、さぁ、いわきへ行こう!
★その他、「日帰り・化石発掘で古の生物の息遣いを辿るツアー」「日帰り・季節の花々と野菜収穫体験で春を愛でるツアー」などなど盛りだくさん!
※内容についての詳細は、【JR東日本 びゅうプラザ中野駅内 みどりの窓口】にお問い合わせください