大空を泳ぐ色とりどりの鯉は壮観!東中野鯉のぼり祭り「コイフェス2013」
今年で6回目を迎える東中野鯉のぼり祭り「コイフェス2013」が4月29日に開催された(28日は鯉のぼりの観覧のみ)。場所は、2009年3月に廃校となった旧東中野小学校跡施設。旧校庭にロープを張り巡らせ、およそ50匹の鯉のぼりが青空を泳ぐ。当日は、駄菓子やスーパーボールすくいなどの模擬店に、コマ回しや竹馬などの伝統遊び体験、旧校舎内では柏餅づくりや人形劇などが行われ、終始子どもたちの歓声が沸き起こった。また、東中野小卒業生によるバンドの披露も地元の人々を魅了した。
東中野に咲いた!! 笑顔の輪さくらエコまつり◎小さな町角コンサート
強風大雨で延期になった東中野・さくらエコまつり「小さな町角コンサート」縁が輪市・中野キャラバンが、翌日4月7日に行われた。コンサートの場所は、スーパーライフ駐輪場の一角。東中野の学校といえば、明大中野中高!!音楽部の生徒さんが演奏しはじめると、買い物客や通りがかった人たちも立ち止まり、人だかり。演奏が終わると、「アンコール!!」と観客からの熱いラブコールに応えて、急きょ「ルパン三世」を演奏する場面も!!お笑い芸人・おにぎり君が話芸を披露すると会場は笑い声に包まれ、マジシャン・矢野達也さんのトランプやコップを使ったマジックに驚きの声が!!そして、シンガーソングライターの佐々木祐滋さんは、平和についても話し、観客はじっと耳を傾けた。桜は散ってしまったけれど、東中野で小さな花がたくさん咲きました。みなさんの協力に感謝です!!
5つの商店街が初めてタッグを組んだ!150人の一大ツアーはお座敷列車で甲州へ
4月16日早朝、150名の参加者を乗せた6両編成のお座敷列車「華」号が中野駅を出発した。乗客は、中野駅前周辺の商店街を利用するお客さんたち。今回、お座敷列車運行に至るまでに、各商店街が集まり何度も合同会議を開いた。合言葉は「お客様に喜ばれることをみんなで一緒にやってみよう」。サンロード中野桃商会・中野南口駅前商店街・中野北口一番街商店会・中野サンモール商店街振興組合・中野ブロードウェイ商店街振興組合の5商店街が主催し、予算を均等に分担、また交渉や段取りなどを協力し合いすべて実施した。
一行は、メルシャン勝沼ワイナリー、石和温泉、桃の花見など、甲州市えんざん桃源郷の観光を満喫。ツアーを終えて、南口駅前商店街・吉田稔夫氏は…「初めて5つの商店街が一緒になって主催したことは大変だったけど、多くのお客様に喜んでもらえたことが一番嬉しかった。駅ビル構想に反対ばかりしていても何も始まらないし、むしろ受け入れて、尚且つ自分たちでしかできないことをやらないと!」と力強く語る吉田さんの顔に、商店街の明日を感じた。
桜さん、来年もよろしくね!!中野通りの桜並木に「お礼肥え」
今年の桜は、あっという間でしたね。母の日の昼下がり、中野通り沿いの桜並木の作業をレポート!!毎年、中野通り沿いの見事な桜に、肥料を与える「お礼肥え」は、八八会(はちはちかい)を中心にボランティアに呼びかけて行っています。8月8日に発足した八八会は、中野を愛する中野区民の会で、設立9年目。中野駅から新井交差点までの中野通り沿いの桜の根元で、ごみを取り除いて、土をほぐして肥料を与える。時には、自転車や看板、大きなごみ袋をどけることも!! 若木を含めた45本の桜は心なしか元気になったような…。桜さん、来年も見事な花を咲かせてくださいね。
第6回 中野×いわき「オリーブのはばたき」交流プロジェクト
「花と緑の祭典」の一員に 加えていただきました!
青空の下の5月18日、「花と緑の祭典」でオリーブの挿し木ワークショップが開催
されました。「オリーブのはばたき」にとって、初めての区民のイベント。ワーク
ショップにどのくらい人たちが集まるのか? オリーブって意外と人気だから、きっ
と大丈夫!! と不安と期待半分ずつで当日を迎えました。祭典では、ワークショッ
プや教室は当日受付で申し込むシステム。早々に定員30人となり、急きょ見学者用
の席を作ることに。今までオリーブのこと、いわきと中野のつながりを知らなかっ
た人たちなど、ご夫婦で、買い物途中に立ち寄った女性などさまざまな人たちが参
加。そして、昨年ワークショップに参加してくれた顔にも次々出会えて、みなさん
に感謝です!! 講師役の和光園の早舩さん、いわきの松�さんと金澤さん、スタッフ
一同も大喜び。オリーブって楽しいでしょ!?………今度こそ、根がでますように!!
わくわく!! オリーブって、おもしろいね!!
ドキドキ!! 今度こそ、根が付きますように!!
お待ちかね! オリーブ商品第1号
●「オリーブの商品ができました!」といわきオリーブプロジェクトから、うれしいお知らせが届きました。これは、オリーブプロジェクト会員でもあ
る地元の鈴木製麺の吉田さんと協力して、作り上げたものだそうです。
●オリーブ麺は、オリーブの葉を粉末にして、パスタ麺に練り込んだ乾麺です。ほのかなグリーンの麺は、ゆでるとさらに色鮮やかに。これまでのオリーブ麺といえば、オイルを練り込んだものが主流でしたが、葉を入れたものは初めて!とか。太さは、細麺のスパゲッティから、平打ちのフィットチーネなど3種類をご用意。
●実は、3月のいわきバスツアーで「もうすぐオリーブ麺が出来るんですよ」と松 さんがバスの中でこっそり教えてくれたことを思い出しました。待ちに待ったオリーブ商品第1号です。「ラベルも出来上がって、近日発売です。楽しみに待っていてください!」と担当の金澤さん。この夏は、みんなでオリーブ麺を味わいませんか?
◆オリーブ麺・レシピ
【和風&イタリアンに!!】
ゆでたオリーブ麺に黒コショウをかけて、プチトマトとバジルをちらす。麺つゆのダシにオリーブオイルを数滴いれて、麺にかけていただきます!!ひと味ちがう和風&イタリアンに。
TOPICS いわきオリーブプロジェクトは、NPO法人になりました。
いま、井上円了が熱い!!
~不思議博士に魅了! ファンとめぐる哲学堂ツアー取材記~
井上円了といえば、東洋大学の創設者であり、哲学堂の祖。そして、妖怪博士としても有名ですが、明治から昭和にかけて多方面に活躍した知る人ぞ知る博学の思想家でもあります。そんな円了を愛してやまないファンクラブ主催の「哲学堂ツアー」が4月最後の休日に開催。昼下がりの哲学堂公園には、円了に心酔する人、妖怪や精神世界に関心のある人、中野をもっと知りたい人など区内外16人が集合しました! 今回、ガイド役の大澤さんは、公園ガイド養成講座の修了者。円了や哲学堂についての逸話を盛り込んで、園内を案内してくれました。散策する参加者とともに、おこのみっくす編集部もツアーに同行。今回は、その模様を写真で綴ってご紹介します!!井上円了といえば、東洋大学の創設者であり、哲学堂の祖。そして、妖怪博士としても有名ですが、明治から昭和にかけて多方面に活躍した知る人ぞ知る博学の思想家でもあります。そんな円了を愛してやまないファンクラブ主催の「哲学堂ツアー」が4月最後の休日に開催。昼下がりの哲学堂公園には、円了に心酔する人、妖怪や精神世界に関心のある人、中野をもっと知りたい人など区内外16人が集合しました! 今回、ガイド役の大澤さんは、公園ガイド養成講座の修了者。円了や哲学堂についての逸話を盛り込んで、園内を案内してくれました。散策する参加者とともに、おこのみっくす編集部もツアーに同行。今回は、その模様を写真で綴ってご紹介します!!
◆井上円了ってどんな人!?
井上円了は、新潟県越路町の慈光寺に生まれた。漢学、洋学を学び、東京大学で哲学と出会う。新たな時代に日本が対応するには、哲学による「ものの見方や考え方」が必要と考え、29歳で私学・哲学館(のちの東洋大学)を創設する。勝海舟の娘夫妻が仲人という縁で、勝海舟は精神的・経済的に円了を支え続けた。円了は、人の理解を越えた不思議な現象を調査、研究し、哲学、医学、物理などの知識で「妖怪学」をまとめ、全国各地で講演を行う。妖怪学は多くの人びとの関心を呼び起こし、親しみを込めて「妖怪博士」「おばけ博士」と呼ばれた。もし生きていれば、今年155歳!!
◆哲学堂公園あれこれ
いまからおよそ110年前、東洋大学の学長を退く円了が、社会教育の場として創設されたのが哲学堂のはじまり。当時、この辺りは和田山と呼ばれ、1万4000坪の土地は大学移転予定地だったとか。園内には、仏教、儒教、インド哲学などにちなんだ建築物や哲学的意味を持たせた庭や池などが77ヵ所、考える力を養う工夫を随所に凝らしている。円了の遺言で、東京都に寄贈された後に中野区の公園に。テニスコートや野球場、梅林地区などが整備され、春には桜の名所!!歴史あり、不思議あり、散策しながら思考をめぐらすスポットに最適だ
◆ファンクラブって何するの!?
円了のよさをもっと多くの人に知ってほしい!2013年4月に井上円了ファンクラブ(IFC)を結成。現在、約10人を中心に活動をスタート。今後、生誕・没後にちなんだ祭り、読書会、妖怪フィールドウォークなども計画中。
◆IFC事務局:中野坊主バー/080-5021-3268